デジタルサイネージは様々な場所で利用できます

デジタルサイネージは建物内だけでなく屋外にも設置できます。このシステムを利用するにはディスプレイが必要になります。ディスプレイには屋内用と屋外用の2種類があり、後者は防塵・防水処理が施されています。テレビモニターとよく似ていますが、耐久性が圧倒的に優れていて輝度も高いのが特徴です。

システムには特定の場所だけで使用するスタンドアロン型と、多くのディスプレイを使用するネットワーク型があります。飲食店で日替わりのメニューを表示させたい場合など、スタンドアロン型が適しています。スタンドアロン型のデジタルサイネージは、USBメモリなどの記憶媒体を使い素早くコンテンツを表示させることができます。離れた場所にある複数のディスプレイに同じコンテンツを表示させることはできませんが、特定の場所で手軽に情報提供を行いたい場合に適しています。

デパートやショッピングモールのような大型商業施設などで、異なるフロアにある複数のディスプレイにコンテンツを一斉配信したい場合はネットワーク型が最適です。ネットワーク型のデジタルサイネージは、インターネットやローカルネットワークを使って複数のディスプレイにコンテンツを一斉配信できます。離れた店舗間など広域的なネットワークを築きたい場合にも適しています。デジタルサイネージはタイプによって異なる特徴があるので、状況に応じて最適なものを選ぶ必要があります。

上手く活用すればコストを抑えつつ様々な情報を効率的に提供できます。